もくじ
メーカー情報
https://www.pantheonsteel.com/
アメリカのメーカー。
PantheonSteel(以下PS)の功績をすべて羅列し評価することは難しいです。
もしかしたらオリジンのPanArt社よりもハンドパン界への直接的な影響、貢献は大きいのではないかと思えてしまいます。
Kyle Coxが2004年にsteelpanの会社として始めたPSは2007年に"HALO"を発表。
ハンドパンという言葉もない時代に”HALO”と呼ばれ人気、ブランド力を得ました。
形はHangに似ていても、まったく違うコンセプトで育ち、シェル作りでは完全なシステム化によりある程度の量産化も獲得。
特徴的なシェルの紋様の理由はyoutubeで公開されている動画を見てください。
"Pantheon Steel Halo Making Process 2007-2016"
おさむ的レビュー
発表当時から、Haloといえは比較的大型のサイズ。
少なくとも2011年まで、低音(C3)のハンドパンはHalo以外は制作できませんでした。
後々にハンドパンの低音域が流行るようになっていく際にもHalo(あるいはその動画)の影響は計り知れないものがあります。
”Haloのように”あるいは"Haloとはまた違ったように"とか”Haloよりも良いものを”などなど・・・。
比較対象として研究材料として、常に多くのメーカーやプレイヤーに注目され続けてきました。
スケールも従来の民俗音階ではないオリジナルのスケールを多く提案、改良しており
これも多くの他メーカーのヒントとなってきました。
その後22インチのサイズを制作する時期に入ると、素材を変更したり弟子のチューニング作品のよ販売も始まりました。
なおPSの発展のためとは言え、この時期の作品はあまり私の好みでないものもあります。
総評として”オリジナルシリーズは荒いところもあるがレジェンダリーな楽器”、”新シリーズは丁寧だが以前とは違う楽器”と言ったところでしょう。
Haloは楽器本体にチューナーのサインが彫られています。
中古で買う場合は確認するのもよいでしょう。
サポートは手厚く、無償のリチューニングの他、過去のHaloと新品のHaloを交換してくれる例もあります。
購入、値段について
非常に高価なのも特徴です。なんだかんだと40~50万円くらいと考えておきましょう。
アメリカのメーカーはもともと高価になりがちなのですが、その中でも一段とブランド色の強いメーカーといえます。
それでもどうしてもHaloが良い!という方は手に入れて損はないでしょう。
フラッシュセールも不定期で行われていますが基本的にディスカウントはされません。
おさむ経由でのHaloの輸入代行、見積もり相談はメールで!
題名に「ヘイロー購入希望」とご記入ください。
Osamu,