こんにちはオサムです!
この夏も海外に出るか迷っています!
前回に続き、今回もハンドパンの個人輸入について
実際にMAGinstrumentsというメーカーからの購入を例にした記事となります!
前回の記事↓↓↓↓↓
楽器(ハンドパン)の個人輸入の方法、注意点 ①メーカー選び - OSAMU(オサムのほぼハンドパンブログ)
今回のエントリーでは、実際に起きた海外送金のトラブルをシェアします。
ではではどうぞ!
↓↓↓↓↓
・オーダーと支払い
前回の話で、細かく音の配置までMAGinstrumentsのPatrikとやり取りを重ね
いよいよオーダーが確定、さあ支払いだ!という段階になりました。
前回の話→楽器(ハンドパン)の個人輸入の方法、注意点 ①メーカー選び - OSAMU(オサムのほぼハンドパンブログ)
しかし、今回のMAGではこれがスムーズに行きませんでした。
・ハンガリーに送金できない
まず、私が海外送金でメインに使っているのは三菱UFJ銀行のネットバンキング。
そこからPatrikが振込先に指定したハンガリーの銀行、”Magnet Magyar Kozossegi Bank(以下Magnet Bank)”の口座宛に送金手続きをしました。
しかし数日後、三菱UFJ銀行から私宛に電話があり、「指定されたハンガリーの銀行がマイナー過ぎて振込ができない」との事。
大き目の中継銀行を通せば送金出来るが、手数料が1万円以上掛かるかも・・なんて話になり、一度キャンセルしてもらう事にしました。
改めてPatrikと相談。
ハンガリー国外の大きな銀行の口座も持っているけど、出来ればハンガリーに送金して欲しいし、そういえば日本からハンガリーの銀行に送金した例はある、との事。
マジですか。
ということで、モロ個人情報なんですが誰が輸入したかを聞き出し、その方にコンタクト。(知り合いでした)
・ゆうちょ→ハンガリーは送金可
知り合いの彼から聞いた話によると、ハンガリーのMagnet Bankにはゆうちょから送金出来たとの事。
さらにゆうちょの海外送金は日本の銀行としては手数料が安めなので一件落着、となりました。
かなりたまたまです。助かった!
なお2018年末から、ゆうちょの海外送金はマイナンバーが必須になるらしいので、今後はこの辺も注意が必要です。
↑今回の明細。右上が金額。
楽器、ケース、送料、ゆうちょの手数料4,000円を込みで329,890円。安い(白目)
住所も日本の感覚だとわかり辛いので誤字など注意。(間違えると手数料だけ取られる)
ユーロ圏の人はIBAN以外の情報が適当な場合も多いので
銀行の住所やコードなどは自分で調べる事になると思った方が良いです。
というのも↓↓↓
・欧米ではIBANでの振込が常識
ヨーロッパやアメリカではIBANという最大30桁のナンバーだけで口座間のやり取りが可能なのです。
一方で日本はIBANを採用していないので、IBANで受け取る事も出来ないし、送金の時もIBANを前提としていません。
なので日本から振り込む際は細かく受取人の住所、銀行の住所、支店名なども調べる必要があるので注意です。
一方でヨーロッパやアメリカの人は、こちらが"IBANだけじゃなくフィジカルの住所などを知りたい”と伝えると「そんなの必要ないはずだよ」という反応も珍しくないです。
特に支店(branch)の住所なんかは、そもそも支店が存在しない銀行だったりもするので自分でチェックした方が安心です。
よそのメーカー品を購入した際、おそらく銀行員のミスで振込できず、手数料だけ取られて返金された事もあります。
しかも円安ユーロ高の為替の変動で1万円くらいマイナスされて返ってくるという。(逆だったら良かったのにね!)
・海外送金がラクなメーカーもある
でも実際、前回のエントリーの繰り返しですが
ウェブサイトのフォームに記入するだけで良かったり、日本語で買えるメーカーだったりでも十分に良いメーカーがあります。
有名どころだとRAV drumとかdave's islands instrumentsとかとか。
クレジットカードが利用可能なので普通のネットショッピングの感覚でハンドパンが買えます。
ただ楽器現物のビデオや音質は確実にチェックした方が良いのでそこはご注意くださいね!
・銀行振込以外で海外へ送金(PayPal、transferwise)
銀行振込でもクレカでもない海外送金システムとしてはPayPalが有名です。
ただ日本からユーロ圏には手数料がかなり高いです。
ユーロ同士など為替の両替をしない送金だと使いやすいシステムなので、メーカーとしても手数料を気にしていない場合があります。
先方のメーカーがPayPalを指定したらしっかり確認してみてください。
以前は10万円以上の取引をする場合、登録は本人確認や書類審査に2週間ほど必要なのですが、最近はそれも必要なくなったらしいです。
他にも手数料が安く使いやすいシステムとしてTransferwiseが広まっています。
通常数千円の手数料が1000円程度に抑えられます。
何度も取引するようなメーカー相手には、ぜひ導入しているか確認や提案をしてみてください。
なおtransferwiseは銀行口座とマイナンバーを紐付けているサービスなので、気にする方は注意してくださいね!
フラッシュセールの多いメーカーなんかもその辺に慣れているので
そういうところも取引自体の信頼性として加味してメーカー選びたいですね!
思ったより長くなってしまったので今日はここで一区切り。
MAGinstrumentsを例に挙げての個人輸入についてのエントリー、
全3回のつもりだったんだけど、4回か5回になりそうです!
次回は、
楽器の完成→輸入、その中でのトラブルという話をしますね!
はい、これがまたトラブルまみれでした!
ではまた!
Osamu(森田収),
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