メーカー情報
Sunpanはドイツ在住のMartiが考案したハンドパン。
現在、Martiからノウハウを受け継いだGiulio Morelliも製作と販売をしています。
2014年製作のモデルが人気となり、現在まで多くのファンがいます。
https://www.facebook.com/sunpandrum/
www.facebook.comhttps://www.facebook.com/giulio.morelli.505
おさむ的レビュー
Sunpanの楽器としての大きな特徴は2点。
1つは、製作販売してるスケールが1種類のみという点。
当初は幾つかのスケールを製作していましたが、最終的に行きついたのがF# Minor。
ペンタトニックスケール(1,2,3,5,7)ですが、音の種類が少ない分、お互いの音が強烈に共鳴し合って伸びのある音色になっています。
2つ目は5度のチューニングがされていないこと。
ハンドパンの音は通常一つの打面に基音、5度、8度の3種類の音が鳴るように製作するのですが、Sunpanは5度のチューニングがされていません。
ハンドパンの特徴である5度倍音を鳴らさない事が逆にSunpanの特徴となっています。
低音は詰まったような強烈なアタック、高音はステンレスのキラキラとした伸びのある音。
Sunpanがベストというファンも多いと思います。
www.youtube.com(↑屋外でSunpan F#minor弾いてます。)
また後述しますが、一台一台のクセがある場合があります。
全体的にMartiの製作したものの方が深みやパワーが強いですが、それを実現するために2018年の段階では一台ずつ細かく試している事があると言っていました。
(技術的な話なので割愛しますが、どの音を広いスペースに配置するとかとあるポイントだけ素材を引き伸ばしてるとかそういう話でした)
値段、購入について
MartiとGiulioの二人が製作販売しています。
オリジナルのMartiのSunpanが欲しい場合は直接メールでコンタクトを取る必要があります。
(このエントリーの先頭にFacebookのページを貼っていますが、そこからのコンタクトは無意味だそうです。)
一台一台、出来やコンセプトによって値段を変えています。
日本へ直接輸入する場合はケース梱包込みで25~35万円と幅が出ると思います。
GiulioのSunpanが欲しい場合は、彼がFacebookの投稿で時々売りに出すのを待つのが良いと思います。
一方で製作はかなりマイペースだったり、連絡が付き辛い時期もあるので
どうしても欲しい場合は余裕を持ったコンタクトをおススメします。
Giulioの方の値段は控えめで、15~25万円だったと思います。
値段にも表れている通り、MartiからGiulioまで品質が一台一台違うのでベストの選択肢は実際にヨーロッパへ現物を買い付けに行くことになります。
もちろんそこまでは中々出来ないので、少なくとも現物をビデオで確認させてもらうと良いです。
品質と値段のバランスに納得した上で選べれば最高だと思います。
また三重県に実店舗を持つアトリエマルさんでもSunpanの取扱いがあるようです。
お近くの方などは足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
当ブログ経由での輸入代行、見積り相談はメールで!
mailti:sal.lazaro.osm@gmail.com
「サンパン購入希望」とタイトルに入れて送信ください。
Osamu,