こんにちはこんばんは！
オサムです！
9/8は藤沢にあるライブカフェ・クラジャさんでのライブでした。
クラジャライブ�W｜２０１９年９月８日ライブハウス「クラジャ」｜歌舞伎にまつわる俗曲・端唄
三味線や日本舞踊の先生方とのコラボという事もあり、客層は高め。
平均年齢はサンシャイン60くらい。もー高い高い。
だもんで、ライブ中に藤沢市の緊急速報
”高齢者非難準備指示"が鳴り響くと会場はてんやわんや。
ひたすら、てんやわんや笑
ちょうど私のＭＣ中だったから良かった～！
（ちなみにライブ最後まで天候は持ちこたえました）
さて今回の話は、一緒にライブをさせてもらった三味線とその芸能について。
三味線の曲というのは長唄や人形浄瑠璃、それに庶民の間で流行した端唄や小唄なんて様々なジャンルあるそうで、
私は語れるほど詳しくはないのですが、どうやら恋の歌なんかが多め。
古今東西どこの国でも恋の歌ってのはありますよね。
野鳥が鳴くのだって恋の歌なわけだもの。もはや生物のＤＮＡ。
このライブでお世話になった三味線の松田千鶴子先生は昨年（2018年）にRavドラムを購入し、今回のライブでも披露。
なんと万葉集の1300年前の詩をRAVドラムで弾き語りという温故知新でアバンギャルドな試み。
すげえ。マジですげえ。
ホントにこの方のバイタリティは勉強になるなと感じるし、万葉集を唄うというアイディアは何かの形で私も昇華させたい。
そんな中、この日のライブで凄く関心を持ったというか惹かれたのは
”都々逸（ドドイツ）”という文化について。
ご存知ですか？都々逸。
当たり前だよ！って人も多いと思うし、名前に聞き覚えが無くてもその形には覚えがあるかと思います。
最近だと故歌丸師匠やねずっちさんでバズった（？）７・７・７・５系の定型詩。
ロケット団も都々逸かも？
あれがですね、このライブで幾つか披露されて凄く盛り上がってたんですよね。
私ら年代のライブではあんま想像つかないですけど
年齢層高めのライブの中では2019年、都々逸かましてドカンドカンと受けてるんです。
”お客さんが粋”だし、その場自体のエモさもサンシャイン60くらい高い。
再現不能性が高いっていうのも凄いよなあ。
そもそも江戸時代から残っている都々逸なんかは、内容自体がもーとにかく秀逸。
う、上手いね！って言いたくなっちゃうし、な、なるほど！って唸っちゃう。
もちろんね、歌として唱える技術ってのもあって、これも凄いんですけどね。
おうちでちょっと調べてみたら都々逸botなるものがTwitterにも。21世紀。
以下、個人的に好きになっちゃった都々逸で有名にちょっとだけ貼ってみます。
私が感じた尊みを共有してもらえるでしょうか（？）
あついあついと 言われた仲も 三月せぬ間に あきがくる
うちの亭主と こたつの柱 なくてならぬが あって邪魔
赤い顔して お酒を飲んで 今朝の勘定で 青くなる
こうしてこうすりゃ こうなるものと 知りつつこうして こうなった
諦めましたよどう諦めた諦めきれぬと諦めた
あなたにかけた 私の人生 かけたんだもの 割り切れる
・・・・・・・・・・・・・。
どうです？
いやまあダジャレだったりするけどね笑笑
それが良いんですよね、くだらね～！ってなったり。
一方でそんな曲作りて～！ってなったり。
音楽で言うと、4拍の中にスッポリ入ったかっこいいフィルインみたいな感じなんですかね。こんな表現してみたい。
こんな都々逸、思わず現場でメモっておうちに帰ってからgoogle先生に調べて貰っても出てこないような歌も多かった。
2019年にそんなジャンルもあるんだな！って若干ビックリ。
うろ覚えになっちゃって気になってるのは、
”男に手を出すのは気を付けろ。躓き（妻付き）があり得るぞ～”
みたいな内容のヤツ。
誰かわかります？わかったらそれはそれでビックリだけれども。
主に、なんかすごいな！って思った都々逸についてのエントリーでした！
Osamu,
