こんにちはこんばんわ!おさむです!
ニッチな楽器であるハンドパンにも専用のケースがあります。
今回はケースの種類別(メーカー別ではありません)について
それぞれ私のレビューと特徴をランキング式で評価にしてみました。
後半はそれぞれのケースの特長となっていますのでご一読を!
それでは早速、種類別ランキング!
私の評価、おススメ順は以下の通りです!!
★★ケースの種類と特徴の評価ランキング★★
スマホはクリックで拡大↓
おススメ順位と評価はこんな感じとなっております!
総評:
総合1位は必ず持っておきたい専用ハードケース!
その他は用途に応じた買い足しがおススメ!
それでは、ここからは各ケースの特徴について見ていきましょう!
- ★★ケースの種類と特徴の評価ランキング★★
- ①専用ソフトケース(総合3位)
- ②専用ハードケース(総合1位)
- ③シンバルケース(総合5位)
- 4フライロール(総合2位)
- ⑤アタッチメントの利用(総合4位)
- まとめ、相談先
①専用ソフトケース(総合3位)
値段の安さ | ★★★ |
強度 | ★ |
使いやすさ | ★★★ |
機能性 |
★★ |
評価:
専用ソフトケースの一番の特長は持ち運びや置き場所に便利という点。
肩に担ぐことができるし、強度が不安ならプロテクターを入れる手もアリ。
素材も軽くオプションも多いので自分に合わせたケースを選べます。
ソフトケースの購入方法
ネットショッピングでも日本語で買えるお店がチラホラと出てきました。
ハンドパンメーカーが付属品として用意している場合も多いです。
メーカーとしてはロシアのNamana bagが有名で、付属バッグとして採用しているメーカーも多いです。
一方で海外から取り寄せる場合は輸送費が足され、ハードケースとほぼ変わらない値段になってしまうので注意しましょう。
またポケットの有無などそれぞれの製品ごとに細かい調整がされていますので
前述のプロテクターを仕込むかや収納の有無、持ち運びの頻度などに合わせて
ある程度柔軟に選ぶことができます。
②専用ハードケース(総合1位)
値段の安さ |
★★ |
強度 | ★★★ |
使いやすさ | ★★★ |
機能性 | ★★ |
評価:
持ち運びに安心、家での保管でもスペースを取らない。バランスの取れた必需品。
さらに代表格のEvatekが日本ではますます身近なケースに。
細かいパーツの壊れやすさを考慮する必要あり。
ハードケースの購入方法:
ハードケースメーカーは、まず圧倒的シェアのHardcase Technorogies社”EVATEK”があります。
昨年日本公式代理店が開設され、従来よりもさらにお手軽に購入する事ができるようになりました
HARD CASE TECHNOLOGIES Japan 日本公式代理店
ハンドパンのケースは基本的にここの”Evatek”を選択して問題ありません。
楽器サイズに合わせてM,Lサイズを選択できるほか、内部のクッションの厚みを調整してくれます。
ただしEvatekは正確にはセミハードケースという分類が正しく、クッションや余剰部の厚いTurtleモデルを含め”完璧に”楽器を守れるわけではありません。
考えられる一番ハードなシチュエーションとしては飛行機での預け荷物が考えられますが、そのシチュエーションに完璧に対応するには後述のアタッチメントが推奨されています。
Evatekに次いでアメリカのPanjibagがあります。
デザインも洗練されたものが揃っており
幾つかのハンドパンメーカーはここのバッグと提携しています。
Panjibagにはサイズの小さいRavdrum用に小さいサイズの専用ハードケースがあります。(写真一番右)
RavドラムはEvatekでの持ち運びも可能ですが、Panjiを使えば個性が光りますね!
PanjibagのウェブサイトではハンドパンやRAVと同梱しての販売も行っています。
気になる方はぜひのぞいてみてください。
その他、幾つかのメーカーと提携する形で中国のpancool、arienmarkが市場に出ています。
基本的な構造はEvatekに似ていて(デザインも似ていたり・・)防御性能も高いようですが残念ながら個人輸入のような形は受け付けていないようです。
ドイツのBaur&Brownのように自家製のハードケースを用意しているところもありますが、基本的には沢山の実験の上に開発された信頼性の高いevatekをおススメします。
③シンバルケース(総合5位)
値段の安さ | ★★★ |
強度 | ★ |
使いやすさ | ★★ |
機能性 | ★ |
評価:
楽器店やネットショッピングで気軽に購入可能。
専用ケースに比べてキツい場合もあり、また背負う事が出来ない場合が多い。
普段は家に保管する人の緊急的な持ち運びには〇!
シンバルケースの購入方法:
「シンバルケース ハンドパン」などで検索すればネットショッピングでも購入可能です。
このProtection Rachetの24インチシンバル用のケースが使われる事が多いですかね。
*メーカーによっては大きさが合わない場合があるので注意。
入ってもキツキツだったり・・。
また打楽器が充実している楽器店ではハンドパンの認知度も上がってきていて
店員さんに相談すればサイズの合うものを用意してくれると思います。
(店員さんが詳しくない場合は諦めて専用ケースを購入しよう!)
以上の要素を踏まえると、実際には初心者にはおススメできない玄人向けの選択肢と言えますね!
ケース自体の値段は数千円の安いものも有り、また勿論シンバルの運搬という用途に使いまわせるので選択肢として頭の片隅に残しておきましょう!
4フライロール(総合2位)
値段の安さ | ★ |
強度 | ★★★★ |
使いやすさ | ★ |
機能性 | ★★★★ |
完璧な安全性を追求したフライロール(FLYROLL)がおススメ2位となります。
評価:
航空機での移動がある人向けの究極の安全性。グッズの収納もばっちり。
流石に値段が高く、新製品なのでレビューも少ない。
タイヤの強度や収納の量がカギとなってくるか。
フライロールの購入方法:
Hardcase technologies社製の新製品。日本代理店でも同水準の価格で購入可能。
https://hctjapan.official.ec/items/23720105
66,000円と高額だけれど、ハードケースのEvatekに”Flycase”アタッチメント(後述)をつけるとそれだけで5万円近いので、まあ収納も兼ねてると思えばそんなものか、という印象です。
中にすっぽりとEvatekハードケースが収納されていて普段はそれを利用するだけでもOK。
というか以前HCT社が販売していた"Polycase"という製品があるのですが
それをさらにアップデートした製品が同じ程度の値段なのです。
"Polycase"が好きだった方を始め、
前述の通り頻繁に飛行機での移動をする方、
複数台持ちの方、機材をケースに入れたい方、
肩にしょったりキャスターで転がしたりを選びたい方、
そういった方々におススメです。
なおPolycaseは安全性はピカイチで、なんならケースをイス代わりにすることもできたのですが、一方で細かいパーツの脱落欠損やベルトの痛みなどが発生し修繕が大変な製品でした。
そうした部分がどのようにアップデートされているのか、私自身使っていないので気になるポイントです!
↑↑↑polycase 2.0。
抜群の安全性でしたが、すっごく重かった・・・。
⑤アタッチメントの利用(総合4位)
値段の安さ | ★~★★ |
強度 | ★~★★★ |
使いやすさ | ★~★★ |
機能性 | ★~★★★ |
ここまでに紹介してきたソフトケースやハードケースでは足りない要素をアタッチメントで補おうという発想です。
一応総合4位のおススメ、という事ですが実質1位でもあります。
・・だってハードケースだもん。。
じゃあなんで4位かっていうと、アタッチメントには
安全性をカバーするプロテクター類
運搬を楽にするカート類、
機能性、収納力をアップするバッグ類
がありますが、いずれも元々そういうコンセプトで作られたケースを使用した方がコスパも使用感も上なんですよね。
もちろん用途に合わせた柔軟性があるので選択肢として覚えていて損はないです。
ここでは以下、アタッチメントについて紹介させてください。
キャリーカート系
まずはおなじみマグナカート。
このタイプで1台運ぶが限界ですが、シチュエーションに応じてハンドパンを背負って機材をカートに積むなど、使い道は様々ですよね。
幅が広いタイプだと2,3台を積むこともできます。
背中にも背負えば4台運搬ですね!
Gruv Gear グルーブギア KRANE Utility Carts 360°旋回出来るロングカート 最大750ポンド (340Kg, 6輪使用時)AMG750
- メディア: Tools & Hardware
↑↑こちらのKraneの大型カートは4台まで積み込み可能ですが、カート自体も非常に重いので注意が必要です。
基本的には車に積み込み、車から現場への運搬に使う、みたいな想定のカートだと思います。
半分に折り畳みが可能で2~3台積み形態も可能です。
このサイズだと鉄道法で定める荷物の大きさの限界(縦横高さ計250㎝まで)以下なので電車移動も可能です。
私も実際にやってた時期もありますが、ひたすらに重いので古代の奴隷の気分が味わえます。
このシリーズではタイヤ四つのちょいとだけ手軽なサイズもあります。海外だとこの手のカートを使う人は珍しくないです。空港のカートみたいなサイズ感ですね。
フライキット
航空機への預け荷物として推奨されているのがこちらのフライキットです。
通常のEvatekハードケースの内部に仕込む形となります。
このキットだけでEvatekがもう一台購入可能できますので、前述のFlyRollを含め
どのような形が航空機での預け荷物に適しているかはよくご検討ください。
まとめ、相談先
以上、ハンドパンケースの種類別評価ランキングでした!
ケースはハンドパンの購入時に付けてくれる場合もありますがぜひこだわりを持って選んでみてくださいね!
つい収納したくなる、運搬したくなるというのはそのまま活動の意欲につながる大事な要素!
ケース選びも妥協なく、気持ち良いハンドパンライフを送りましょう~。
その他、ケースについてご相談があればメールやコメントお待ちしています!
最後までお付き合いありがとうございました!
Osamu,